れーてーのざんとう
かつてのコキュートスに襲撃された鬼神討伐隊のうち1つの残党(の子孫)。鬼神討伐以外の任務を受け続けていたのはコキュートスだけでなくレーテーもだった。レーテーは兵器製造、実質魔波具の製造に注力していた。
呪波術を伝えられ、それを実用化レベルまで改良した結果子孫にも呪波術が遺伝した。主にレーテーの残党とはこの呪波術を遺伝した子孫のことを指す。基本的には血縁で受け継がれるはずはないが、レーテーの残党の実験で条件付きではあるものの「通常の魔波と併用して魔波術を行使する」領域にまで達した上に、遺伝もするようになったらしい。この形状の魔波はレーテー型魔波と呼ばれる。遺伝性の副作用として呪波を行使しない通常の魔波具をそのまま使用することはできない。レーテー型魔波に適応した魔波具の改造や自作により魔波具を使用することはできる。レーテー型魔波は呪波ではなく魔波の一種であるため、行使にあたって出血は伴わない。改造技術はレーテーの残党で受け継がれている上に、難解なものではないためほとんどの残党は改造、技術がある者は自作している。
瞳の十字が特徴だが、近年おしゃれ用のカラーコンタクトでレーテーの残党風のものが出回っているため、瞳だけで判別することはほぼ不可能。
レーテー言語という暗号のような言語を使うが、たいていは翻訳魔波具を外出先で使用してごまかしている