きじん
神の名を宿しているが、その存在は神には程遠い、悪意の化身。
悪意自体が集まって無から具現化されて生まれる場合と、生物が持つ悪意が一定の値を超えることにより鬼神へ変貌する場合がある。後者の場合は人為的に悪意を注入された場合も同様だが、外部からの悪意に対しては体が拒絶反応を起こし、花喰という症状になる。
鬼神自体はミラズで珍しいものでもない。いわゆるファンタジー世界におけるモンスター的立ち位置。
悪意を喰うことで鬼神も力を増す。悪意を多く持つ人間は世界の境界をも超えて鬼神の餌として見定められる。並の鬼神では普通、人間を引きずり込むほどの力はないが、鬼神の赫怒が近くなり世界の境界が不安定になると生きた人間を引きずり込みやすくなる。