ディアカッター

でぃあかったー

60年前に廃墟であった金剛塔を拠点に活動を開始した「なんでも団」。現在は義賊と言われているが、コキュートスからは明確な敵意を込めて盗賊・悪党と呼ばれている。
ボスのディアモ、幹部の四凶傑、大量の団員という組織の規模の情報は判明しているが、ディアモや四凶傑の姿等は謎に包まれている。
なんでも団の傍ら、水面下でコキュートスや中央街と敵対している。荒事や裏社会への介入(主に裏社会を粛正する側だが)も行っているため、決して表社会の軽い任務を行うなんでも団とは言い切れない。ただし、中央街やコキュートスへの敵対はディアモや四凶傑(過去の構成員含む)の個人的なものであるらしく、現在の団員で明確な敵対理由を理解している者は一握り。ほとんどの団員は流れてきた任務を適当にこなしてお小遣いを稼ぎ、団員達との共同生活で親睦を深めてゆるりと生活している。コキュートスや中央街の悪事に関してはディアカッター内で広められており、過去の悪事や敵対理由として大きいものも聞けば簡単に答えてくれるらしい。
来るもの拒まずのスタンスではあるものの、スパイへの警戒心が強く、現にスパイ行為を行おうとしたコキュートス隊員が何人も帰らぬ人となっている。家柄や能力へのこだわりはあまりなく、孤児や路頭に迷った者も温かく受け入れている。本業や自宅が別にある者もいる。
ボスと四凶傑(幹部)という役職はあるものの、上下関係はあまり厳しくない。団員の中には魔波具商や魔波具の仕入れ役といった細かな役割分担もある。